東海テレビ、「怪しいお米」「セシウムさん」など不適切なテロップ表示の検証番組をネットで配信 – MdN Design Interactive – Webデザインとグラフィックの総合情報サイト
これを起こした経緯や起きたことは正直言ってまったく褒められないのですが、この検証結果を一人でも多くに開示しようとする姿勢だけは評価できます。
一応全部見た(というか聞いた)んですが、内容的にはちょっと分かりづらい。
さっくりまとめると
・テロップ制作者
ふざけた気持ちでテロップ作成した。まさかそのまま放送されるとは思わなかった。修正指示もなかった気がする。忙しいと生返事することがある。
(ちなみにこの人は子会社、業界勤続30年らしい。信じがたいけど)
・タイムキーパー
修正を指示した。そのときは生返事が帰ってきた。生放送中にテロップを表示する処理をミスって、スタジオのTVんとこではなくて本番に流しちゃった。
(この人は若手らしい。そして生放送の経験はあんまりなかったそうな)
・アシスタントプロデューサー
テロップを見て修正を指示した。前日に指示をしたが、当日、まだ治っていないのを見て再度修正を制作者に指示した。(しかし、なんでかよく分からないが、制作者は修正指示と認識してなかったらしい)
(タイムキーパーの人より先輩っぽい。無償で若手のTKを指導していたある意味いい人)
・ディレクター
忙しくてチェックしてなかった。いきなりクライマックスでマジヤバかった。
ってことらしい。
検証委員会による検証報告書(PDF)
むしろ映像よりはこっちの方がわかりやすかった。少なくとも経緯はかなり詳細です。
でもやっぱりよく分からないところはあります。特に、じゃあいったい誰が責任をもち、とるのか、という当たりが。
少なくとも責任者の首が飛ばないと、生産者は納得できないでしょ。飛んでも納得できないでしょうが。
asahi.com(朝日新聞社):「ぴーかんテレビ」打ち切り 東海テレビ、社長ら処分も – テレビ・ラジオ – 映画・音楽・芸能
東海テレビ:番組打ち切り、社長ら処分 中傷テロップ – 毎日jp(毎日新聞)
でもどうも処分は、減給とか降格だけらしいんだけど、これで納得させるのは無理なんではなかろうか。だいたい、出勤停止5日間ってなんぞや。
テロップの制作者は懲戒解雇になったらしいけれど、それって親会社との間の問題だしなぁ。
まあ、そんなこと言ったら、某電力会社なんか、比べものにならないけれど。なんで某電力会社の社員が賞与が出るのかがまったく理解できない。
東京電力社員のボーナス明細がネットに掲載される / 賞与を半分にするのは嘘だと思ってた – ロケットニュース24(β)
正直言って、事業上の死活問題の話だから、頭下げられたって意味が無いと思うんですよね。少なくとも私が生産者だったら納得できない。
賠償か、賠償ができないというなら、責任者の首を飛ばして納得してもらうしかないような気がしますが。某電力会社もだけど。そっちはまあ、そういうレベル超越しているけれど。
報告書を見る限りでは、どうもこの50代テロップ制作者が、元々超使えない人だったようですが。
読む限り、倫理的に拙かったのは、どうもこのテロップ制作者のみっぽい。まあ、他の人も証言がどこかお客様な感じですが。
しかし、このケースって、他の会社でも大なり小なり起こりえる気がしますね。
要するに、職歴の長い、使えない、愚かな行為をしでかす人間をどうするのか、という問題なわけで、かつ、指揮系統や雇用関係が入り乱れていると、余計カオスで現場の人間では対処がしがたいですし。
潤沢な人員を、せめて目の届く程度の人数を配置すべき、ということなのでしょうが、意外と職場のパワーバランスって影響大きいみたいですし人配置したら治るのか、というと……
ましてや、二度も強く修正対応を迫られているにもかかわらず、対応しないアホな人(あえてこう言ってしまいますが)とかどうすればいいんだろ。
というか、そんなの無理って分かるんですけど、でも、年長の職歴の長い人は能力はともかくとして、せめて職場である程度の尊敬を得るに足る人格くらいは身につけていて欲しいんですが……。
結局、この職歴30年のベテランが、倫理観ゼロで、オマケに超怠惰で使えない人だった、という話で……。それでベテランだ、とか言われてもそれは困るでしょうに。
結局、教育やチェックをするようにしなければ、という話になりますけれど、コレ、教育とかそういうレベルじゃないし、チェックも2度されているんだけどなぁ……(修正されたことを確認していないから、手落ちがあるにはあるけど)