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2011.05.11

iPad2は「見るため」のデバイスのような気がする


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http://japan.cnet.com/sp/businesslife/35002465/

読んでて、何となく私が感じた感触と近いな、と思ったので。もっとも私は初代iPadも使っていましたが。
結局iPadの何がいいのかというと、

・すぐ使える
・すぐ見られる
・ノートPCよりは携帯性がある
・デスクがなくても使える
・ノートPCより、駆動時間が長い
・ビジネスなどで使う、実用アプリケーションはほぼそろっている

というあたりにあるんですよね。ようはスマフォとPCの間のデバイス、というか。
そのあたりが、ある程度目的があって使ってみた人と、目的がなくて使ったか使ったことのない人の感想の違いで、いわゆるボールペンギャグみたいな話になってるんじゃないかなぁ、とか思うわけです。

アメリカのNASAは、宇宙飛行士を最初に宇宙に送り込んだとき、
無重力状態ではボールペンで文字を書くことができないのを発見した。
これではボールペンを持って行っても役に立たない!
NASAの科学者たちはこの問題に立ち向かうべく、10年の歳月と120億ドルの開発費をかけて研究を重ねた。
その結果ついに、無重力でも上下逆にしても水の中でも氷点下でも摂氏300度でも、
どんな状況下でもどんな表面にでも書けるボールペンを開発した!!

一方、ソ連は鉛筆を使った。

(ちなみにこれはジョークで、NASAがボールペンを使ったのは民間にそういう製品があったかららしいし、その開発にNASAは1ドルも拠出してない。Fisher Space Pens
 ソ連のほうは、ガガーリンは鉛筆使ってた、という話だけど、たぶんどこかで切り替わったはず。どう考えても無重力下で削り滓が出たり芯が折れて飛ぶ可能性のある鉛筆を使い続けるのは、無用な危険しか生まないし)

ソ連は鉛筆でいい、と判断したけれど、アメリカはボールペンであるべきだ、と判断したわけです。どちらも書くことは書けるけれど、たとえば鉛筆の場合は削らないといけないとか、そういう手間があるわけで、それを「受容」するのか、それとも違うステージに移ることを欲するのか、でどうすべきかが変わるし、違うステージのイメージがないと、そういうものなんだ、で「常識」になり、それが当たり前になり、違うことは考えなくなる。そして新しいなにかが出たときにそれまでの「常識」を尺度に解釈し、「○○ができねばならない」「××はできてはならない」となる。

その意味で、この記事の著者が、

筆者にとって、iPad 2は手っ取り早く使える素晴らしいリファレンスツールとなっている。簡単に持ち運ぶことができ、画面のサイズはウェブサイトの閲覧に十分であり、文書やスプレッドシート、プレゼンテーションを扱うための魅力的なアプリケーションも数多く提供されている。ネットブックキラーとまでは言えないものの、持ち運びやすさという点から、そのフォルムや機能性において一定の評価を獲得するのは間違いないだろう。ウェブサイトの閲覧や、電子メールのチェック、文書の参照、タスクや連絡先の管理といったことを行うためのツールが必要という人にとって、iPad 2は本当に重宝するデバイスとなるはずだ。

と述べているのは、実に的確な話だなぁ、と思うんですよ。

タブレット端末は、今のところは、「見るため」のもので、複雑な入力系を必要とする何かを「創る」ものではないんだと思う。で、たぶんそれは今後も変わらない。
変わらないのですが、ソフトウェアの進化や、GUIの洗練に伴い、「複雑な入力系」が単純なインタフェースに改良、改善されていくにつれ、その分野では「創るため」のデバイスになっていくんじゃないのかな、とか。

ま、といいつつ、iPad用にキーボードとかも買っちゃうわけですが(笑

夜中に適当に書き散らしてみる。

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