2011.01.11
Adobe AIR完全解説:読んだ本
AIR触ったことがなかった頃に入手してどんなものかと思って読んでみました。のですが、私的にはイマイチ。
Mike Chambers氏のインタビューや、Adobeの豊富はいいとしても、本の八割方は実装サンプルで個別に書いてある構成、いわば雑誌の別冊ということで、初心者にも上級者にもちょっと中途半端な本に見えました。
2011.01.11
AIR触ったことがなかった頃に入手してどんなものかと思って読んでみました。のですが、私的にはイマイチ。
Mike Chambers氏のインタビューや、Adobeの豊富はいいとしても、本の八割方は実装サンプルで個別に書いてある構成、いわば雑誌の別冊ということで、初心者にも上級者にもちょっと中途半端な本に見えました。
Amazonに書影がないので手持ち。
週刊江戸の二十八号。
メインテーマは生類憐れみの令。
この巻はかなり興味深い編集でした。
生類憐れみの令、というと、蚊を叩いて刑罰にかけられるとか「お犬様」等に代表される、所謂悪法である、というイメージが先行します。
その逆をいき、「いやいや、生類憐れみの令とはそんなものではなかったのだ」という解釈もあります。
しかし、この巻では、そういったいわば両極端な姿勢をとらず、実に様々な視点から生類憐れみの令を取り上げています。
生類憐れみの令に到る理由や、その条文などから始まり、実際に犬を保護すべし、となったとき江戸ではどうしたのか、から、生類憐れみの令とはそもそも当時としては時代の価値観を進みすぎた福祉政策としての面もあった、等。
以下は、あんまり本書とは関係の無いこと。
私はこの法令は、精神はともかくとして(例えば、捨て子を禁ずるお触れなど、生類憐れみの令には人間を対象としたものもある。これが「生類憐れみの令が福祉政策であった」という論拠)、やはり行きすぎたものであった、とは思います。
しかし、現代で生きる我々も、正直こういう行きすぎた法令などに直面する事があります。
例えば、例の「こんにゃくゼリーを1cmにしろ」等ですね。まあ、まだあれは法令ではないのですが。
こんにゃくゼリー、1cm以下か一口以上に : 健康ニュース : yomiDr./ヨミドクター(読売新聞)
例えば、この話がやり玉に挙がるときに、よく引き合いに出されるのは、他の食品での死亡例です。
「こんにゃく入りゼリー」よりものどに詰まって死亡した件数が多い危険な食べ物ベスト10 – GIGAZINE
1位:もち(168例、「こんにゃく入りゼリー」の84倍危険)
2位:パン(90例、「こんにゃく入りゼリー」の45倍危険)
3位:ご飯(89例、「こんにゃく入りゼリー」の44.5倍危険)
4位:すし(41例、「こんにゃく入りゼリー」の20.5倍危険)
5位:あめ(28例、「こんにゃく入りゼリー」の14倍危険)
6位:だんご(23例、「こんにゃく入りゼリー」の11.5倍危険)
7位:おかゆ(22例、「こんにゃく入りゼリー」の11倍危険)
8位:流動食(21例、「こんにゃく入りゼリー」の10.5倍危険)
9位:カップ入りゼリー(11例、「こんにゃく入りゼリー」の5.5倍危険)
10位:ゼリー&しらたき(それぞれ4例、「こんにゃく入りゼリー」の2倍危険)
これに対して、「幼児が窒息している点が異なる」という反論もあります。もち等の死亡例は、老齢の方が圧倒的に多いからです。
またひとり こんにゃく入りゼリーで死亡-子どもや高齢者に絶対に与えない!-(発表情報)_国民生活センター
しかし、2008年7月の例は、実は、「祖母が、こんにゃく入りゼリーを凍らせて、1歳児に与えた」という、通常考えられない事例です。こんにゃくゼリーがどうこうとか言う話ではなくて1歳児に氷の塊を与えた、と言うことでしょう、つまりは。
こんにゃくゼリー死亡、メーカー責任認めず「PL法上、欠陥ない」 神戸地裁姫路支部判決 – 法と経済のジャーナル Asahi Judiciary – WEBマガジン – 朝日新聞社(Astand)
既にこの時点で、該当の商品には注意喚起の記述があったにもかかわらず、です。食品の取り扱いがそもそも適切でなかったわけです。
つまり、実質的には、2007年の例で終息しており、事業者の対策もとられ、消費者への注意喚起は十二分にされている、と私は判断するのですが。
そんな物まで規制していくのであれば、世の中は法令だらけでしょう。そのうち「同じ空気を吸うな」とか言い出すんじゃないんですかね?
とてつもなくばかばかしい話です。「お犬様」とか言ってるよりもあほらしい。
三百年以上立っても、未だそうなわけです。このことは、いろいろな事を考えさせます。
昔のPostを発掘中。
備忘録。
Smatryで、指定桁数以降を詰める方法。
<{ $string|truncate:12:”…”:true }>
上の例だと、$stringが12桁を超える場合、12桁で切り落とされ、…が文末に付与されます。
最終のtrueは、単語単位で切り落とすか否か、のパラメータですが日本語だと意味はありません。
書名買いですが、個人的にはちょっと外れ。
様々なA4のシートが40枚くらい用意されています。ダウンロード出来るようです。これは実にいいです。とにかく、フォームを薦められても作るのが面倒なので、既に用意されていると非常に助かります。
しかし、著者の薦めるメソッドの重要な点はシートに反映されていないため(このように勉強したほうがよい、等)、著者の薦める勉強法とフォームに乖離を感じます。
端的に言えば、フォームだけでは活用出来ない、という事です。書籍に書いてある情報とセットでないと活用出来ないわけですが、それだと、A4という紙にフォームを作る意味が半分くらいありません。
何故フォームを活用したいのか、といえば、別にフォームを使いたいから使うわけではなく、フォームを活用することによって一定のやり方を省力で行なったりしたいわけですから、フォームがフレームになっていないとあまり意味が無いんじゃないかなぁ、という気がします。
おそらく著者が活用しているフォームに近いのだと思いますが、書籍に集録するに当たって整合したデザインにされていた方が良かったかな、と個人的には思いました。
ただ、紙自体はかなりシンプルなので、言い換えれば自分独自の活用法も出来る、とも言えるので、こういう整理が苦手な人にとっては、よさそうです。
本の文章自体は、それなりに参考になる箇所はありました。
社会人向け(より正確にはビジネス本)の読書のノススメ本。
ビジネス書系で今流行っている作家さんが5人ほど、自分の読書スタイルや読書遍歴等を紹介しています。
●良い点
100頁ない、B5冊子なので、「本を読む為に、本を読むのはちょっと」という方でもさっくりと読めると思います。読むというか半ばノート的なので眺める本です。
また、(ビジネス系によっていますが)ジャンル別、あるいは流行の作家のお薦め本が紹介されている為、いい本を読んでみたい、けれど今まで本を読んだことが無いという方が良書を手に取る助けにもなると思います。
本の読み方も、コンパクトに、図も交えて紹介しているため、非常に分かりやすいと思います。ほどよい分量です。
●イマイチな点
基本的に本のテーマは、社会人向けの読書テクニックなどの紹介なので(取り上げられている著者の名前でまあ、明らかではありますが)、教養の為の読書テクニックを求める方には、少しベクトルが違うと感じるかも知れません。
でも、参考に出来る所もあると思いますし、紹介されている本も意外にラインナップが広かったです。
私は最近余り大規模システム開発をしてないので、開発プロセスに関してはちょっと知識が古いと思います。
というのが、前提。
所謂ソフトウェア開発では、ウォーターフォールモデル(※1)だと、要件定義から外部設計に入ると思いますが、この本では、外部設計(機能設計)前に、「要求」を仕様化して記述し管理する事を解いています。
それにより、後続での仕様起因によるバグの発生を押さえ込め、派生開発や追加開発などでもスムーズな開発が行なえる、というのが趣旨です。
●良い点
要求仕様というスタンスから、主にソフトウェア開発において上流と呼ばれる行程での実践的な方法論が示されています。
実際の所、要求を仕様にするには、顧客の要求を聞き取り、あるいは引き出し、整理する、手順化しにくい能力が必要とされると思いますが、この方法論ではそれを補助する能力も担えると思います。
また、「要求仕様書」=「作るためのドキュメント」という考え方は、非常に有用な定義でした。
ある意味、ソフトウェア開発以外の分野でも、考え方は転用出来るかも知れません。
●イマイチな点
前置きが長いです。
もっとも、「要求を仕様にする」という、ちょっと前の流行(いまはそうでもないのかな…)のアジャイル(※2)などでは、おそらく重視されないプロセスの為、説明に大きく頁を割くのは止むを得ないと思うのですが、それにしても、全体の4割(約150頁)を割くのはちょっと多すぎる気がします。
内容も少し冗長で、方法論と経験論が交じり、各パートの分量が多くなっているため理解するのに少し手間がかかりました。
ただ、この点は、実際の現場での応用論との併記と読むことも出来ますので、利点になる事もあると思います。
方法論を先に目にしたい場合は、第三部、第二部、第一部と逆に読んでいくのがよさそうです。
あと、要求仕様書のテンプレートが巻末に図示されているんですが、中身、線だけの空でもいいので、フォーマットがダウンロード出来たりしたら、とても良かったと思います。
※1、2:というソフトウェア開発のやり方。開発手順の名前です。
年配の経営者の方がしきりに薦めるので読んでみました。…ブームには超絶遅れてるとおもうのですが(笑)
ちなみに、私はあまり経済・会計について詳しいわけではありませんので、変なことを言っててもご勘弁を。
要約すると、「バランスシートを意識した家計運営を行え」「支出を増加させるお金の使い方は控えろ」「収入を増加させるお金の使い方をしろ」「節税しろ」ということで、まあ、確かに周りを見回した場合、金銭的な不自由を感じない知人はこういったスタイルを大なり小なり実施しているようにも思います。
○良い点
米国的資本家、新自由主義での資本家の金銭における哲学が知れる点(それが良いか悪いかはおいておいて)。
基本的な金銭の取り扱いにおいて、「バランスシートを意識した家計運営を行え」「支出を増加させるお金の使用は控えろ」「収入を増加させるお金の使用しろ」は、非常に有用だと思います。
また、考え方として、「現状を打破するために、他人を変えるのではなく自分に投資する」というのは、お金に限らず役に立つ哲学だと思います。
○イマイチな点
専門的な知識や技術を追求する点については否定的で、セールスやマーケティングなどを最上とする価値体系を推奨している点。
過度の節税を勧めている点。(税理士に申告をお願いして、適正に控除されている程度でいいんじゃないかしら?)
それらを、子供に読ませるための本として位置づけている点。
実際の手段はともかくとして、個人の生き方の哲学の一つとしては、参考にできる点が多かったのも確かです。
子供さんには、直接この本を読ませるのではなくて、少し噛み砕いて適切に話してあげるのがいいように思います。
でもきっと、この本は始めは、バックエンドのボードゲームを売る為の、フロントエンド商品だったんだろうなぁ。今もそうなのかもしれないのですが。
メジャーリーグで活躍する、マリナーズのイチロー選手の2005年までの発言を集めた本です。
基本的には、公開されている(たとえば記者などに答えた発言)で構成され、それについて少し著者が周辺情報や感想を述べる、という構成になっています。
私は野球はまったく詳しくないですし自分でもやらないのですが、イチロー選手はとても好きです。
異国の地で、長い間に渡って結果を出し続けているという姿をとても尊敬しています。
一度だけ、日本ですが球場に足を運んで見た事がありましたが、機会があったらメジャーリーグで活躍する姿もこの目で見てみたいです。
○良かった点
気軽に読める編集です。基本的にある発言に対して見開きの2Pを割り当てるという構成になっているため、頭から全て読む必要はありません。
ただ、並びが時系列になっているため、頭から読む読み方でも楽しめると思います。
私の野球知識は、母親につきあってナイター中継をたまに見る程度のものなのですが、メジャーリーグでの有名な選手や(私はよく知らないのですが……)記録などについてもきちんと説明が載っていて、そのレベルでも理解出来るようになっています。
また、プレッシャーのかかる環境で毎年しっかりと結果を出している人物の考えが、集めてある九〇程度の発言から朧気に感じ取れます。
基本的には発言とその周辺情報を紹介している、というような本の構成なので、たとえば、「なぜイチローはそうした環境でずっと結果を残せるのか」というような分析を著者が詳しくしている訳ではありません。
そういう意味では、人物分析や、深くイチローを理解する、というような本ではないですが、メジャーリーグデビューから2005年までの活躍を、その発言と共に追える、ということで、軌跡を理解するのにはよい本のように思います。(もっとも、今だとちょっと本の内容が古いわけですが)
企業戦略において、よく検討されつくした十全(と思われる)の戦略策定が、技術やニーズ、政治など、さまざまな要因により、環境変化により必ずしも十全の戦略ではなくなる、あるいはむしろ検討されつくされた戦略そのものが企業活動の失敗の要因になりえる、という点を「戦略のパラドックス」と呼び、主題とし、それら、不確実な環境変化に対して(書中ではこれを「戦略的不確実性」と呼んでます)、企業戦略の観点からどのように対応したらよいのかという解決を「戦略的柔軟性」というコンセプトにして提示している本です。
○良かった点
実例とその分析が面白いです。
たとえば書中で、VHSとベータの規格争いにおいてVHSに軍配があがった事例を取り上げていますが、本書では、その理由を戦略の不完全ではなく、市場環境の変化による、「戦略的不確実性」であるとしています。
この分析が正しいかどうかは別として、見方の一面としては少し面白い分析でした。
他の実例と分析も図示の豊富さや、細かな言及で読み応えのあるものでした。
この手の本としては、字が小さいことを除くと、装丁がとてもきれいです。
本論である、「戦略的柔軟性」については個人的には少し微妙な気がします。
いわば、「戦略的不確実性」をヘッジするためのオプション的な戦略を用意し、それらをマネジメントすることで「戦略的不確実性」をマネジメントする、というのが、本書での提示している解決案ですが、これは体力のある企業(言い換えれば余裕のある企業)のみの取れる方針だと思うのですが、実際の所どうなのでしょうか。
もっとも主題が、少し抽象的な概念を扱っているようにも思いますので、止むをえないのかも知れません。