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2010.11.26

iPadで電子書籍自炊メモ改


iPadで電子書籍自炊メモ改。
裁断機も来てだいぶたちまして、いろいろ試行錯誤をしてみました。
前の内容の若干改訂版。

裁断機。

スキャナ。

FUJITSU ScanSnap S1500 FI-S1500

FUJITSU ScanSnap S1500 FI-S1500

発売日:2009-02-07


PDF結合

使用機材はこれ。
Acrobatは、PDFの結合に使うだけなので、フリーソフトでも代用できるものがあると思います。

とりあえずやりたいことは、
・ScanSnapでいい感じに電子書籍化する。
・OCRはつける。
・書庫形式にはこだわりは無いけど、とりあえずpdfでいい。
・iPadでみれるようにする。
・できれば、書籍をいちいち同期しないようにする。

というわけで、順を追って。

1.ScanSnapの設定を調整する。

 先達の自炊メモを見ると結構千差万別なようですが、私はこうしてみました。

・Scanボタンの設定で、電子書籍の取り込み設定をしておく。
・クイックメニューは使用しない。(いちいち処理方法を聞かれるのはめんどうくさい)

 以下タブごとに。
【アプリ選択】
・アプリケーションを起動しない。

【読み取りモード】
・画質の選択:スーパーファイン
・カラーモード:自動
・読み取り面の選択:両面読み取り。
・オプションは、「文字くっきり」「白紙ページを削除」を有効。他はoff。
 いろいろやってみたのですが「原稿の向きを自動補正する」を設定していると、漫画やイラストページの上下を正しく認識してくれないので、読み取り認識させずに、素直に原稿を入れた方向で読み取らせた方がよいようです。

【ファイル形式】
・ファイル形式の選択:pdf
・検索可能なPDFにします、をon。
・対象ページは全ページ。

【ファイルサイズ】
・2

これで、Scanボタンを押したら、pdfができるようになりました。

2.書籍を切断する。

 裁断機で、書籍の背表紙を落とします。
 PK-513L 26-106(裁断機)には、LED光源がついており、カット箇所がわかりやすいので、切りすぎないように出来ます。
 注意点としては、

・書籍の中に折り込みが入っている場合は、外に出して切らないとうっかり変なところで裁断される。
・書籍が分厚すぎる場合、裁断機に通せない。この場合は、表紙を外し、本を開いて二分割、三分割して、個別に背を落とします。
 分割にはカッターなどを使えば良いかと思います(私は握力がなくてカッターを使うと危ないので、鋏でジョキジョキしてますが)。多少切り損じても、背を裁断機で落とすのであまり気にしないこと。
・分割の必要がない場合は、表紙はかけたままで裁断しても問題ないと思います。
・裁断機での切断の際、本を削らない為に背のギリギリのところを狙って切断すると、糊でくっついたままになるので、あまりギリギリは狙わないこと。

3.切断した書籍をばらす。

 スキャンする工程で引っかからないように、背を落とした書籍が、ちゃんとばらけているかチェックします。
 重なった状態でスキャナを通ると、読み込みが停止するので、一枚一枚ちゃんと分けて置く必要があります。

・表示の内側への折り込みは、鋏やカッターなどで切っておく。折り込み部分も読み取る必要があるなら、そのままスキャナを通せばいい。
・裁断機での切断の際、本を削らない為に背のギリギリのところを狙って切断した場合、糊でくっついているページが残っている時があるので、軽く捌いておく。
(ただ、紙を捌いてのり付けがされてないかをチェックするのはかなり手間なので、裁断の時に少し深めに切っておく方がいいかと思います)
・表紙のすぐ次のページ、イラストページ、背表紙の前のページはのり付けが深いので、ほとんどの場合はくっついていると思います。これを剥がします。

 紙を全部バラバラに出来たらスキャン準備完了です。

4.書籍をScanする。

 電子化したい書籍をスキャンします。
 原稿をセットしてScanボタン。

・折り込みのページがある場合は、分割してスキャンした方がいいかもしれません。
 こんな感じ。
 →表紙をスキャンする。
 →折り込みをスキャンする。
 →本文をスキャンする。
・だいたい一回にスキャンするのは100p位にしておいた方が良いです。
・途中で、紙が重なっていたりした場合などで、読み取りに失敗した場合は、読み取りに失敗した原稿を再セットします。
 スキャナが噛んだままの本は、フロントのカバーを外せば(Scanボタンの上に、レバーがあるのでこれを引くと開けられる)とれます。
 ただ、いきなり開けると紙が混ざって悲惨な事になるので、まだスキャナに入っていない紙をとりわけ、ちゃんと順番に並べられるように混ざらないように分けてから開けるのが無難。

 全ての原稿が読み取れればスキャンはおしまい。
 だいたいここまで、文庫本一冊で10分かからない位です。

5.pdfを結合する。

 読み取り後、Acrobatを起動し、飛ばしたり刷るページがあれば消します。
(まあ、一枚一枚見ていくのはかなり面倒なので、ざっと見、問題ないなら了とするでいいとおもいます)
 問題がなければ、分割して取り込んだpdfを、順序に従って結合します。
 基本的には読み込み順で結合するだけで良いと思います。

 最終的に、全てのファイルを結合したときのファイルサイズは、上記の設定で、
・文庫本:344ページ 70.1MB
・漫画本:184ページ 99.2MB
でした。(例)

6.iPadで見れるようにする。

 電子書籍リーダーは、i文庫HD Appを使うことを想定。
 iTunesのiPad同期設定のアプリケーションで、i文庫HDに作成したpdfファイルを投げます。

 これで、iPadでなんの問題もなく見ることができました。

7.書籍をいちいち同期しなくてもいいようにする。

 しかし、ここで問題が。

 とにかくiPadの同期が遅いんですよ。同期をさせない、ジョブズの嫌がらせかと思うぐらいに。
 いや正確には、同期自体は早いのですが、バックアップ処理に時間がかかるんです。
 いままでで最長は30分ほど。休憩してもおつりが来ます。
 これは非常にまずい(笑)
 ですので、オンラインのストレージからデータを拾えるようにします。

 といっても、結構ファイルサイズが大きそうなので、オンラインストレージサービスに電子書籍を投げていてはあっという間に容量を食いつぶしそうです。
 そこで、自前のサーバーにファイルを上げて、FTPで落とすことにしました。とりあえず。
(先達のかた、何かいい方法あったら教えてください)

 ファイルの輸送に、iPad側に、GoodReader for iPad Appを使います。

8.GoodReaderの設定

 「Connect to Server」から、サーバーの設定を行います。
 このとき、「Encoding」は電子書籍のタイトルに使う文字コード、まあ、WindowsならShiftJISになると思いますが、にしておく必要があります。でないとファイル名が文字化けして、ファイルをとれなくなります。
 他の情報は、サーバーのアカウントなどを入れればいいです。

 あとはサーバーへのアクセス情報などがあっていれば、設定をタップ一発でFTPでつなげます。

 目当てのpdfファイルを見つけたら、ダウンロードします。
 その後、「Manage Files」を選択します。


 そうすると、こんなメニューになりますので、
・pdfを選択。
・右のメニューから「Open in…」を選ぶ。
・iBunkoHDを選択する。
 とすると、PDFファイルをi文庫HDに流せます。
 あとはそのままi文庫HDの本棚に登録しておけば、OKなようです。

とりあえず、これでiPadでスキャンした書籍が読めるようになると思います。

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