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2010.08.07

やさしくわかる経理のしごと:読んだ本


やさしくわかる経理のしごと

著者/訳者:山下 勝弘

出版社:日本実業出版社( 2002-08 )

単行本 ( 222 ページ )


敷居は低いのですが……初心者が、経理とはなんぞや、を知るには少し微妙かな、という感じでした。
ただ、経理に関係する人で、これからまさに実務に就かなければならない、という人が読むには、参考になる点は多いと思います。
もちろん、この点は、本書の記述が悪いわけではなくて、単にターゲットでない読者(つまり私)が買っちゃった、というだけの話です。

全体の表記としては、ごく一般的な経理の仕事について、順を追って解説が入っていきます。
傾向として各論、つまり、経理関係のある業務について紙面の許す限り細密に解説していこう、という姿勢があり、そのため体系として経理を覚えるのには若干向きません。
用語に読み慣れないと、総意を掴むのには少し時間がかかります。
経理経験者(が読むのかはわからないのですが)や経理の実務に就く方が読む本です
経理で何が行われているかは知っている必要があるが、実務そのものよりも体系や会社業務の中での経理の位置づけを知りたいという、例えば経営者などには向かない本でした。(私はこちらでした)

ただ、限りがありますが、分量にしては様々な事を細かく解説してあり、特に実務上気をつけるべき点が逐一書かれており、不慣れな実務者には便利そうです。
業種に固定された書き方はされていませんので、製造業でも販売業でも有効に読めます。
実務者以外としても、経理関係の本としては、読みやすい部類に入るように思います。


昔は私も自分でやってたんですが、あまりにも煩雑すぎて、最近はもう他人にお任せです……
毎年のように法律変わるんだもの……。


目次

PART1 経理の仕事は何だろう?

 1-1 会社のしごとと経理のしごと
 1-2 簿記の基礎知識1 家計簿のつけ方
 1-3 簿記の基礎知識2 簿記をやってみよう
 1-4 コンピュータが経理を変える

PART2 経理にまるわる法律・税金等の知識

 2-1 消費税等の課税のしくみ
 2-2 法人税等の課税のしくみ
 2-3 社会保険の知識
 2-4 所得税・住民税の知識
 2-5 民法と商法の知識
 2-6 手形・小切手の知識
 2-7 倒産の知識

PART3 経理が行なう日常業務 基本の基本

 3-1 出納業務の管理
 3-2 売上債権の回収と管理
 3-3 仕入業務の支払いと管理
 3-4 在庫管理と実地たな卸
 3-5 減価償却と固定資産の管理
 3-6 原価計算と経理の役割
 3-7 人件費(給与等にまつわる処理
 3-8 経費の支払管理

PART4 決算についてこれだけは知っておこう

 4-1 決算時の処理
 4-2 決算書のつくり方
 4-3 貸借対照表のつくり方
 4-4 損益計算書の見方
 4-5 キャッシュフロー計算書の見方
 4-6 国際会計基準って何?

PART5 業務改善のための経理の役割

 5-1 予算による管理
 5-2 利益管理の目のつけどころ
 5-3 損益分岐分析のしかた
 5-4 資金管理の目のつけどころ
 5-5 経理マンの心がまえ

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