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2010.08.13

Drupal Pro Book CMSカスタマイズ&デザインガイド:読んだ本

Drupal Pro Book CMSカスタマイズ&デザインガイド

著者/訳者:株式会社GIM Drupal プロジェクト

出版社:インプレスジャパン( 2008-03-28 )

大型本 ( 480 ページ )


Drupalの解説本。
日本語による情報が少ないDrupalの、多分数少ない解説本の一つだと思います。

そんな、少ない選択肢の本ですが、なかなかどうして実に充実した内容です。

Drupalというのは、海外では結構メジャーに使われているCMSの一つですが、その特徴としては、飛び抜けた拡張性と大量に公開されている拡張モジュールによる機能性があります。(まあ、ありすぎて使えないものもあるんですが)
そのため、「これをするためのCMS」というものがなく、極端に言えば、普通のホームページからポータルサイト、はてはブログからECサイト、SNSまで出来てしまう、のです。
(本書中も紹介があるのですがNASAはDrupalが使われています)
通常のCMSと違い、「これをやりたい」というものが出たとき、それを可能にするモジュールを探して突っ込み出来るようにする、という感じです。WordPressに近いかもしれません。
ここが便利な反面、実にわかりにくくしているところです。しかも、その多様性がありすぎるせいか、いまいち日本語の情報は不足しています。

この本では、そんなDrupalについて、導入からモジュールの紹介、サーバーでの運営まで実に多岐にわたって解説をしてくれます。

まず、導入部の記載がかなりしっかりしており、インストールから基本的(モジュールをあんまり突っ込んでない状態)な使い方が網羅的に紹介されています。
スクリーンショットなど、画面の紹介も豊富でわかりやすいです。

また、Drupalの特徴である拡張性についても、きちんと押さえられてあり、基本的なモジュールの追加と利用から、カスタマイズ、モジュールの開発まで、Drupalを利用したい開発者が欲しいと思う最初の情報がきっちりとそろっています。
(モジュールについては解説していないものについても、モジュールリストという形で、簡単に紹介しているので、どういったモジュールがあるのかも、当たりがつけられます)
スペースが限られていますので、完全に網羅しているとは言えませんが、一冊で書かれている本としては非常に有意な本です。

難点は、二年前という発行年度の為、少し情報が古い点、でしょうか。
本書で解説しているのは、メジャーバージョン5ですが、今は7のアルファが出ているところです。

それでも、「日本語」で書かれた、Drupalの解説本が必要なら、手元に置いておく価値があると思います。

なお、基本的に本書は開発者向けです。「自由度の高いCMSを使いたい」という非開発者の人には向かないと思います。
(自分でWordPressなどのCMSをインストール出来て、自力でオリジナルのテーマを作り、プラグインなどが動かない時に、ざっとその原因を調べたり突き止めたりすることが出来る程度の力量がないと厳しそうです)


目次

著者プロフィール
はじめに
本書の使い方

第1章 Drupalのスタート地点に立つまで
 1-1 フリーのCMS「Drupal」の魅力を探る
  魅力1 「Drupalの拡張性と自由度」
  魅力2 「Drupalで作られた、豊富な実例」
  魅力3 「Drupalを利用する際の、豊富な情報源」
 1-2 インストールの前に
  サーバ環境
  インストールに必要なソフトウェア
  データベースサーバの設定項目
 1-3 Drupal簡単インストール
  インストールの流れ
 1-4 インストール後、最初にやっておくこと
  管理者アカウント作成
  日本語環境への設定変更
  アカウント作成の権限
  日付と時刻を設定する
  ログの更新などの定期処理の実行

第2章 Drupalメニューの徹底解説
 2-1 メニュー全体の概要
  コンテンツ作成
  アカウント情報
  管理セッション
 2-2 [コンテンツの作成]メニュー
  ストーリー
  ページ
 2-3 「アカウント情報」メニュー
 2-4 「管理セクション」メニュー
  2-4A 「コンテンツの管理」メニュー
   「カテゴリ」サブメニュー
   「コメント」サブメニュー
   「コンテンツ」サブメニュー
   「コンテンツタイプ」サブメニュー
   「投稿の設定」サブメニュー
   「RSS配信」サブメニュー
  2-4B 「サイトの構築」メニュー
   「テーマ」サブメニュー
   「ブロック」サブメニュー
   「メニュー」サブメニュー
   「モジュール」サブメニュー
  2-4C 「サイトの環境設定」メニュー
   「エラー報告」サブメニュー
   「クリーンURL」サブメニュー
   「サイトのメンテナンス」サブメニュー
   「サイト情報」サブメニュー
   「パフォーマンス」サブメニュー
   「ファイルシステム」サブメニュー
   「ローカライズ」サブメニュー
   「入力書式」サブメニュー
   「日付と時刻」サブメニュー
   「画像ツールキット」サブメニュー
   「管理用テーマ」サブメニュー
  2-4D 「ユーザの管理」メニュー
   「アクセスコントロール」サブメニュー
   「アクセスルール」サブメニュー
   「ユーザ」サブメニュー
   「ユーザの設定」サブメニュー
   「ロール」サブメニュー
  2-4E 「ログ」メニュー
   「最近のログ項目」サブメニュー
   「上位の「アクセスは拒否されました」エラー」サブメニュー
   「上位の「ページが見つかりません」エラー」サブメニュー
   「現状報告」サブメニュー

第3章 Drupalを実用的にするモジュール
 3-1 Drupalのモジュールの特徴
  モジュールが利用可能になるまで
  本章で説明するモジュールについて
 3-2 任意のコアモジュール
  3-2A blogモジュール
  3-2B forumモジュール
  3-2C pathモジュール
  3-2D profileモジュール
  3-2E uploadモジュール
 3-3 主な拡張モジュールの解説
  拡張モジュールのインストール
  拡張モジュール用翻訳ファイルのインポート
  3-3A 画像系モジュール
   imageモジュールパッケージ
   imageモジュール
   image attachモジュール
   image assistモジュール
  3-3B SNS(Social Networking Service)系モジュール
   buddylistモジュールパッケージ
   buddylistモジュール
   buddylist auto addモジュール
   buddylist inviteモジュール
   organic groupsモジュール
   privatemsgモジュール
  3-3C 翻訳モジュール
   potxモジュール(translation template extractorモジュール)
  3-3D その他重要な拡張モジュール
   AdSense、Audio、Calendar、Chat Room、Content Construction kit(CCK)、Content Templates(Contemplate)、Devel、e-Commerce、Event、Feedback、Guestbook、Internationalization、jBox、Meta tags、Pathauto、Scheduler、Site map、Subscriptions、Tagadelic、Taxonomy Access Control、TinyMCE WYSIWYG Editor、TrackBack、Video

第4章 Drupalカスタマイズ&プロデザイン
 4-1 Drupalデザインの基本
  デザインからみたテーマ
  Drupalデザインの仕組み
  ページ全体のレイアウト
  各パーツのレイアウト
  HTMLレベルの表示変更
  スタイルシートについて
 4-2 ページ全体のレイアウト
  ページ用テンプレート変数の概要
  ページ用テンプレートファイルの構造
  派生ページ用テンプレートファイル
  トップページだけ異なるレイアウトにする
  スタイルシートの利用例
  「領域」の追加
  Drupalテンプレートとデザインテンプレート
 4-3 パーツ単位のレイアウト
  ブロック用テンプレート変数とテンプレートファイルの構造
  コンテンツ用テンプレート変数とテンプレートファイルの構造
  コメント用テンプレート変数とテンプレートファイルの構造
  BOX用テンプレートファイル
 4-4 HTMLレベルの変更
  HTML出力関数とオーバーライド関数とは
  「パンくずリスト」でみる具体例
  「phptemplate_」と「(テーマ名)_」の違い
  HTML出力関数とオーバーライド関数の呼び出しの優先順位
  オーバーライドしたいHTML出力関数の探し方
  主なHTML出力関数

第5章 Drupalを使いこなすプロのワザ
 5-1 Drupalによるプログラミングの基礎
  プログラミングの視点からみたモジュール
  hookとhook関数とは
 5-2 簡単なモジュールを作ってみよう
  作成するcalcモジュールの概要
  calcモジュール作成前の下準備
  calcモジュール本体のプログラミング
  作成したcalcモジュールの検証
 5-3 Drupal Form APIを利用した計算ページの作成
  Drupal Form APIの基本的な考え方
  Drupal Form APIを利用した簡単なフォームの作成
  実際の計算ページの作成内容
 5-4 calcモジュールを発展させよう
  数字以外を入力するとエラーにする
  チェックボックスを使用する
  プルダウンメニューを使用する
  ラジオボタンを使用する
  フィールドセットを使用する
 5-5 主なフォーム要素とプロパティについて
  フォーム要素に入力された値の使い方
  その他のフォーム要素を使った例
  主なフォーム要素一覧
 5-6 Drupalプログラミングのまとめ

第6章 Drupal TIPS&リファレンス集
 6-1 データベースプログラミングのヒント
  データベースを利用するモジュールの作成
  recipeモジュールのカスタマイズ1 難易度の表示形式を変える
  recipeモジュールのカスタマイズ2 管理メニューで難易度の表示形式を選択
  Drupalデータベーススキーマ一覧
 6-2 Drupal TIPS集
  6-2A インストール時のTIPS
  6-2B 運用時のTIPS
  6-2C ステップアップのためのTIPS
  6-2D アカウント情報の表示に関するTIPS
 6-3 Drupalリファレンス「Drupal.org」への道しるべ
  「ハンドブック」ページ
  「Drupal APIリファレンス」ページ
  「Forum」ページ
 6-4 まとめ「Drupalで、暮旅ドットコムがどのように作られたか」

付録A 各種ソフトウェアの使い方
付録B インストールで困ったときは
付録C 主なおすすめ拡張モジュール
付録D hook関数一覧
付録E Drupal 6.0について
索引

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2010.08.12

WordPress工事

あちこち手を入れてみました。
仕事からの現実逃避とも言いますが……。

とりあえず、twitterとかでRTされたりすると、なんかつぶやきを拾う(多分)ようにしました。


新規で以下のプラグイン導入。

●feedback-champuru
 twitterや、はてブなどのフィードバックを拾う……ようです。
 いや、うちにはあんまりいらないものではあるんですが、手軽そうかな、と思いまして。
 
 WordPress のコメントに Twitter やはてブのフィードバックを追加する Feedback Champuru を入れてみた | Odysseygate.com

●Topsy Retweet Button
 エントリーに、Retweetとかをつけてくれるプラグイン。
 設置はすさまじく簡単なんですが、デザインの選択肢は狭いです。

 TOPSYのRetweetボタンを簡単に設置・カスタマイズできるWordPressプラグイン – koziii.com


あと、サイドバーの、死んでいた、最新コメントとか最新トラバとかを蘇生してみました。
蘇生しても、データが(げふんげふん

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20代から身につけたいドラッカーの思考法:読んだ本

20代から身につけたい ドラッカーの思考法

著者/訳者:藤屋 伸二

出版社:中経出版( 2010-07-14 )

単行本(ソフトカバー) ( 223 ページ )


読みやすいです。
ドラッカーの著書から、主要な部分を抜き出して、系統別に咀嚼して紹介しているため、一冊で概略を掴む本としてはかなり良さそう。

ただし、著者も後書きで述べていますが、この本は、ドラッカーの著書からエッセンスを抜きだして再構成した本、ではなくて、ドラッカーの著書からエッセンスを抜きだして著者の言葉で構成した本、です。
つまり厳密には、ドラッカーの本ではなくて、著者のドラッカーの理解をまとめて解説をした本、ということになります。この点は承知しておいたほうがいいと思います。
といっても、1冊で読むには必要十分の内容です。冗長な箇所がほとんどなく、要点が絞ってあります。

書題には「20代から」と書いてありますが、平易な言葉で書いてありますのでどの世代でも読めると思います。
「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」の次の本として、ほどの良い分量で、網羅がされているという点でいいかも知れません。

もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら

著者/訳者:岩崎 夏海

出版社:ダイヤモンド社( 2009-12-04 )

単行本 ( 272 ページ )



しかし、表紙のイラスト(多分、ドラッカー)はどうにかならなかったのか……正直ちょっと怖い……(笑)


目次

  はじめに

第1章 ドラッカー思考
自らの人生を切り開く準備はできているか?
 1 これからは「知識」と「経験」の両方が求められる
  「経験」だけでは一流のビジネスパーソンになれない
  社会に出てからも勉強が必要な時代になった
  「科学」と「芸術」の両方を身につける
 2 一歩踏み出す勇気をもとう
  「上から20%」の人材をめざそう
  赤信号、みんなで渡れば……まとめてひかれるだけ
  「みにくいアヒルの子」になろう
 3 いまこそドラッカーを学ぼう
  経営には“すべて”が求められる
  「現在」と「将来」の両方の利益を追う
 4 ドラッカーの業績を知ろう
  世界中に影響を与えたドラッカー
  ドラッカー思考を学べば成長が早くなる

第2章 マーケティング
会社・市場・お客様とは?
 5 会社は利益を出さなければ意味がない
  会社の役割を押さえておこう
 6 会社の目的は「お客様を満足させる」こと
  会社の目的は「利益」だけではない
  「売るしくみ」ではなく「売れるしくみ」をつくる
 7 会社は「3人のお客様」が支えている
  「本当のお客様」を知ろう
 8 変化はつねに現場から起きる
  変化の兆しをつかみとろう
  「現象」と「事実」は違う
 9 マーケティングとは「お客様の視点から考える」こと
  市場調査だけがマーケティングではない
  「~のはず」「~のつもり」「~のふり」をやめよう
 10 イノベーションの意味は「技術革新」だけではない
  イノベーションは「売上や利益を生み出す」こと

第3章 戦略
「強み」はどこにあるか?
 11 成功体験を捨て去ろう
  「質問」が変わったのに「答え」は変わっていない
  社内に「聖域」をつくらない
 12 過去と決別しよう
  戦略とは「捨てる勇気」
  「評論」や「冷笑」は捨てよう
 13 将来は「いま」からつくる
  「現在の利益」と「将来の利益」を同時につくる
  目標設定で「現在」と「未来」をつなげる
 14 「選択と集中」で生き残る
  経営資源には限界がある
  本当に強いビジネスだけに絞り込む
 15 「弱みの克服」だけでは生き残れない
  「強み」にさえ集中すればいい
  「当たり前のこと」のなかに強みが隠されている
 16 プラス思考からチャンスをつくろう
  マイナス思考はリスクマネジメントになる
  弱みをチャンスに変える
  「アンバランス」の修正が成長を促す
  “困った”を解消するのがビジネス
 17 「すでに起こった未来」を探そう
  新しいビジネスを成功させる6つのヒント
 18 真っ向勝負だけが競争ではない
  3つの競争戦略を理解しよう
 19 強者との競争を避けて生き残る
  3つのニッチ戦略を身につけよう
 20 「競争のない市場」と見つける
  「市場や商品の意味」を変える3つの戦略
  10人中4人が賛成したら「もう遅い」
 21 ビジネスの目的はニーズで変わる
  「市場」は自らが作り出すもの
  目的が決まる質問
 22 戦略は「環境・目的・強み」の三つが重要
  戦略の前提となる3つの条件
 23 「最大」ではなく「最適」をめざす
  細分化した市場で地位を獲得しよう
  ターゲットを「しぼる」「ずらす」「変える」
 24 「誰に・何を・どう提供するか」が戦略を決める
  戦略に必要な3つの要素
 25 「目標」は通過地点にすぎない
  目標を達成すると陳腐化がはじまる
  戦略を陳腐化させない3つの条件

第4章 目標管理
何を達成するために働くのか?
 26 ゴールを決めてから走り出そう
  目標がやる気を引き出してくれる
  「目標による管理」は経営の哲学
 27 「利益」だけを目標にしない
  「利益」だけを目標にするデメリット
  「結果目標」だけでなく「先行目標」も必要
 28 「マーケティング」の6つの目標
  「市場シェア」を基準に目標を決める
  「プロセス重視」が目標達成の秘訣
 29 「イノベーション」は仕事である
  イノベーションは誰でもできる
  イノベーションを目標に落とし込む
 30 仕事の基本パターンを見つける――生産性
  現場だけの「改善」では不十分
  生産には3つの基本パターンがある
  生産性の目標を設定する
 31 優秀な「人材」は会社によって違う
  「優秀な人材」の定義を知ろう
  「どんな後見をしてくれるか」が基準
 32 会社と自分の仕事をリンクさせる――社会的責任
  社会的責任の目標を決める
 33 利益は「必要最小限度」がふさわしい
  「利益」の目標を設定しよう

第5章 組織マネジメント
会社をどう動かすか?
 34 コスとは「額」よりも「率」で削減する
  「コスト額」で考えると絶対額しか減らせない
  コスト管理の5原則を守ろう
 35 やる気があがるしくみをつくる
  モチベーションをあげる3つのしくみ
  「従業員満足」ではやる気は引き出せない
 36 リーダーシップにカリスマ性はいらない
  リーダーシップは「仕事」である
  「成果をあげる能力」は誰でも身につく
 37 「社長」以外の判断基準を決めよう
  正しいのは「社長」ではなく「ルール」
 38 優秀な人は基本に忠実
  「試合」ばかりでは上達しない
  基本プレーと基礎知識を徹底しよう
 39 「相手の言葉で話す」のがコミュニケーション
  会社での良い人間関係は「貢献し合う関係」
  コミュニケーションを円滑にする4つの方法
 40 「自分が正しい」と思うのは間違い
  「人は主観的である」ことを認識しよう
 41 「会議がない」のが理想的な状態
  会議の参加者は「必要な人だけ」でよい
  会議を生産的にする5つのルール
 42 意志決定は他人まかせではダメ
  専門分野では意志決定から逃れられない
  意志決定の6つの手順
 43 権限は「人」ではなく「仕事」につくもの
  権限委譲は下から上へ
  部下がやるべき仕事は部下にまかせる

第6章 イノベーション
「新しい価値」をつくり出せるか?
 44 イノベーションは新たなニーズを作り出す仕事
  売上や利益を生み出すのが「イノベーション」
  アイデアは教えることも学ぶこともできない
 45 イノベーションには勤勉さが必要
  イノベーションでつかめる3つのチャンス
 46 大企業こそイノベーションを起こそう
  ベンチャーよりも大企業のほうが実行しやすい
 47 ベンチャー企業はしくみをつくろう
  ベンチャー企業を成長させる4つのルール
 48 自分自身をイノベーションしよう
  イノベーションを起こす6つの習慣
 49 「できないこと」ではなく「できること」が重要
  提案、提案、また提案

 おわりに
 参考文献

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2010.08.10

「この遊園地は最高だ」といってもらえるように夢見て:備忘

787:VIPPER(静岡県):2010/08/01(日) 12:50:30.57 ID:dk3fOONB

笑える訳じゃないけどこれ好き

当時中1くらいだった俺は新テーマパークって遊園地経営ゲームをしていた
ゲームは3歳の頃からしていたくらいのオタだが所詮は中学生
初めての経営物が上手くいくわけもなく赤字決算が続いていた
このままでは俺の遊園地は赤字で潰れてしまう
どうしようと思ってた矢先に裏技の情報が舞い込んだ

その裏技は「お客さんが店に並んで会計をする瞬間に値段を上げればいくらでもぼったくれる」
という裏技だった
経営難の俺は早速その裏技を実行する事にした
ターゲットにした「若者(男)」がコーラショップに入った瞬間に俺は120円のコーラを9999円に値上げ
もちろんそのまま売れて普段のコーラ80杯分の値段で売った俺はホクホク顔

しかしそこで俺は気がついた
「この店の商品は高すぎる!」のマークを出しながら若者がパークをウロウロし始めたのだ
てっきり無一文になったらさっさと帰ると思っていた俺がその若者にチェックマークを付けて追跡すると
怒りのマークを外したけどお金が無いため何も出来ずうろうろする若者
無一文のためにアトラクションに乗れず目の前に置いてあるベンチに座ってひたすら眺めてる若者
ゲームショップを横切るも「お金が無いよ」のマークをだして名残惜しそうに通り過ぎる若者
彼がぼったくりコーラを持ってパークを去ったのは閉園時間だった

俺はその時この若者が俺のパークに来る事をどれだけ楽しみにしていたかという事を思い知らされ涙した
その日から様々な方法を試してお客さんに高い満足を得てもらいながら利益を出す方法を研究した
いつかパークが有名になってその若者がもう一度来園してくれた時に「この遊園地は最高だ」といってもらえるように夢見て…

今でも経営物のゲームをやる時はこの時の事を思い出して良い経営者になれるように努力している。

いつの間にかこういうことは忘れてしまうけれど、忘れてはいけない。

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2010.08.07

やさしくわかる経理のしごと:読んだ本

やさしくわかる経理のしごと

著者/訳者:山下 勝弘

出版社:日本実業出版社( 2002-08 )

単行本 ( 222 ページ )


敷居は低いのですが……初心者が、経理とはなんぞや、を知るには少し微妙かな、という感じでした。
ただ、経理に関係する人で、これからまさに実務に就かなければならない、という人が読むには、参考になる点は多いと思います。
もちろん、この点は、本書の記述が悪いわけではなくて、単にターゲットでない読者(つまり私)が買っちゃった、というだけの話です。

全体の表記としては、ごく一般的な経理の仕事について、順を追って解説が入っていきます。
傾向として各論、つまり、経理関係のある業務について紙面の許す限り細密に解説していこう、という姿勢があり、そのため体系として経理を覚えるのには若干向きません。
用語に読み慣れないと、総意を掴むのには少し時間がかかります。
経理経験者(が読むのかはわからないのですが)や経理の実務に就く方が読む本です
経理で何が行われているかは知っている必要があるが、実務そのものよりも体系や会社業務の中での経理の位置づけを知りたいという、例えば経営者などには向かない本でした。(私はこちらでした)

ただ、限りがありますが、分量にしては様々な事を細かく解説してあり、特に実務上気をつけるべき点が逐一書かれており、不慣れな実務者には便利そうです。
業種に固定された書き方はされていませんので、製造業でも販売業でも有効に読めます。
実務者以外としても、経理関係の本としては、読みやすい部類に入るように思います。


昔は私も自分でやってたんですが、あまりにも煩雑すぎて、最近はもう他人にお任せです……
毎年のように法律変わるんだもの……。


目次

PART1 経理の仕事は何だろう?

 1-1 会社のしごとと経理のしごと
 1-2 簿記の基礎知識1 家計簿のつけ方
 1-3 簿記の基礎知識2 簿記をやってみよう
 1-4 コンピュータが経理を変える

PART2 経理にまるわる法律・税金等の知識

 2-1 消費税等の課税のしくみ
 2-2 法人税等の課税のしくみ
 2-3 社会保険の知識
 2-4 所得税・住民税の知識
 2-5 民法と商法の知識
 2-6 手形・小切手の知識
 2-7 倒産の知識

PART3 経理が行なう日常業務 基本の基本

 3-1 出納業務の管理
 3-2 売上債権の回収と管理
 3-3 仕入業務の支払いと管理
 3-4 在庫管理と実地たな卸
 3-5 減価償却と固定資産の管理
 3-6 原価計算と経理の役割
 3-7 人件費(給与等にまつわる処理
 3-8 経費の支払管理

PART4 決算についてこれだけは知っておこう

 4-1 決算時の処理
 4-2 決算書のつくり方
 4-3 貸借対照表のつくり方
 4-4 損益計算書の見方
 4-5 キャッシュフロー計算書の見方
 4-6 国際会計基準って何?

PART5 業務改善のための経理の役割

 5-1 予算による管理
 5-2 利益管理の目のつけどころ
 5-3 損益分岐分析のしかた
 5-4 資金管理の目のつけどころ
 5-5 経理マンの心がまえ

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テルミー きみがやろうとしている事は:読んだ本

テルミー きみがやろうとしている事は (集英社スーパーダッシュ文庫)

著者/訳者:滝川 廉治

出版社:集英社( 2010-07-23 )

文庫 ( 232 ページ )


少なくとも私は合いませんでした。
ただ、テーマとか作風とかそういうこと以前の段階で、ですが。

修学旅行での事故で、あるクラスの生徒達が事故に遭い他界した。
二十六名のクラスメイトの中で生き残ったのは、たった二人。
当日、旅行を欠席したことで難を逃れた少年、灰吹清隆。
事故に遭いながらただ一人だけ生き残った少女、鬼塚輝美。
そして、事故に遭いながら生き残った少女には不思議な力が与えられていた。
事故で亡くなった二十四名の亡くなったときの最後の想いと、その能力。
少女は、その最後の想いを一つ一つ叶えていこうとしていく。「生き残った」罪悪感を感じていた清隆は、それを知り自分も手伝わせて欲しい、と申し出る。

……というストーリーです。
人によって好みが厳しいテーマだと思うのですが、個人的には嫌いじゃありません。
むしろ小説じゃないと描きにくいテーマなんじゃないかと思います。

テーマを象徴するように、オープニングも印象的に始まります。

この物語には、二十六人の高校生の男女が登場する。
当然のようにこの物語は、二十六人の死と青春を描くものになる。

そしてこの物語は、必ずハッピーエンドを迎える。
なぜなら、この物語は始まりの時点が最も悲惨で、最も間違った状況だからだ。
彼らのうち二十四人は、物語の始まりと同時に死亡している。

(プロローグ 11p)

やはり、好みはある書き出しですが、私は嫌いじゃありません。
ええ、この時点ではそう思ってました。

しかし、本編に入って、どんどん読む側のテンション(つまり私のテンション)が下がってきます。

(中略)

(鬼塚輝美が住むマンションの一室。
 まだきちんと整理されていない、大量の寄せ集めの物資が氾濫している部屋。統一性のない衣服、多様なスポーツ用品、数々のアクセサリ、複数の楽器、新旧様々なゲーム機などなど――異常なまでに多彩で、とても一人の人間が暮らしている部屋には見えない。
 ベッドの上であぐらを掻きギターのチューニングをしていた輝美は、さっきから見え透いた綺麗事ばかりを並べているニュース番組にうんざりして、卓上のリモコンに手を伸ばし――)
『あの事故から一週間が過ぎ、本日は学校主催の合同葬が行われます。学生達の遺体はすでに現地で荼毘に付されており、密葬はそれぞれのご家庭で……』
(灰吹家の朝の食卓。ダイニングはテーブルと椅子が置かれた洋風の調度だが、並ぶ料理は豆腐の味噌汁に鮭の切り身と白いご飯の典型的日本食だった。
 心配そうな表情を浮かべ、かける言葉を見つけられない両親を横に、灰吹清隆は自分がどんな表情を浮かべるべきなのかすら解らず、感情の見えないぼんやりした顔をしている。
 母の料理は美味しかったはずなのに、今朝はいくら噛んでも味がしない。この味気ない朝食の責任を押しつけるように、清隆は箸を置いてリモコンに手を伸ばし――)
『事故現場の悲惨な状況から、乗客の生存は絶望視されていましたが、捜索によって奇跡的に生存していた一人の女子生徒が発見されました。現在の彼女は健康状態を取り戻しており、本日の合同葬にも参加する予定だと……』
(――二人はほぼ同時に、テレビの電源を消した)

(第一章 きみがやろうとしている事は 18p~19p)

と、こんな描写が、それはもう、そこかしこに存在します。
その場にいない人間の描写から、過去の回想、果ては亡くなったクラスメイトの最後の想いまで。

視点の移動は行わない、というのはいわば小説のセオリーの一つですが、文中にこんな風に視点移動を無意味に挟みまくるのは、流通に載っている本ではなかなかお目にかかれません。

もちろん、小説の作法なんて、あってないようなものですから、絶対視点移動するな、と言いはしません。(偉い人に怒られそうですが)
でも、セオリーを破る以上、それは、少なくとも効果的に使われなければ意味はないわけです。なぜセオリーが存在するのかといえば、それが小説という様式の中で効果的だから、な訳ですから。
視点移動を極力しない方がいい理由は、読者が話の筋を把握しにくかったり、今誰に焦点が当たっているのかわからなかったり書かれて居るのが誰の心情なのか解らない……小説としての体を成さなくなる基点になりがちだからです。
特にこういったほとんど行や段落単位で視点を切り替えるというのは問題外でしょう。
もちろんそうすることで、効果があることもあるでしょうから、絶対守るべきだ、とは言いませんが、少なくともこの作品ではそうはなっていないように私は見えます。
そうしなければ書けないことを書きたいのであれば解りますが、たとえば上に抜き出した、テレビを同時に消す、なんて描写をわざわざわかりにくい視点の移動を活用して書く必要は、個人的にはどこにもないように思います。

しかも、場面に登場しない人物の説明が入ったり、過去回想がこういった説明で入ったり……。場面に登場している人物が知らない事が書かれて居ることもざらです。
はては、亡くなったクラスメイトの最後の想いが、こういった説明で入ったり。

いやいや、それがメインテーマなんですよね?
生き残った事で罪悪感を抱いた少年少女が、仲間たちの最後の想いを叶えていって、ハッピーエンドを迎える、っていう話なんでしょう?
それを、こういう挿入で、しかも描写ですらない説明で済ますとか……じゃあ、なんでこのテーマを小説で書いたのか、わけがわからない。
クラスメイトは亡くなってるんでしょう?
その最後の想いは、本来であれば誰にも解らない。残された人たちはその思いを知りたいと願っても推測することしかできない。
だけど、奇跡の一つとして少女は二十四名のクラスメイト達の最後の想いを受け継いでいる。なぜそれを生かして「最後の想い」を描いてかないのか。
「生き残った罪悪感」というのは、亡くなった人たちの言葉がもう聞けないからこそ生じるファクターが多いはずなのに、メタ的に「誰それは亡くなるときこう思った」とか書かれてたら、それはもう物語じゃなくて説明文なのでは?
拍子抜けだし、重いテーマを扱っているはずなのにちっとも登場人物の心情に添えないし、何より頻繁に出てくるこの説明が、手抜きか、さもなくば「作者は描写は出来ません」と言っているようにしか見えなくなってきます。

もちろん、あまりに回数が多いので、あえて狙ってやったのだと思います。
素で書いたとしたら、編集が指摘しないわけないですし。
ただ、少なくとも私にはまったくの裏目に出ているようにしか見えませんでした。

きちんと書かれていれば面白そうなのに、と個人的には思うだけにとても残念でした。


目次

プロローグ
第一章 『きみがやろうとしている事は』
第二章 『ソレトナク』
第三章 『Tell me why』
エピローグ

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